2011年11月08日

水道庁舎でにぎわい?!静岡市市民自治審議会が開催されます。

清水庁舎から200人規模の職員を、七間町に移動させ七間町のにぎわいづくりをしようとする
水道庁舎の移転問題は、市の憲法に定める市民参画の理念に照らし適正かどうか!?

静岡市市民自治審議会が開催されます。傍聴可能。
日時:平成23年11月16日(水) 10:00 ~ 12:00
場所:静岡市役所静岡庁舎9階 特別会議室



みらい市民会議は、
水道庁舎移転問題を、市民参画手続き上不備があるとして、市民自治審議会(市の憲法を守り育てる機関)に平成23年10月14日、検証を申し入れしました。
これは、平成23年9月議会の議決(10月18日)前に行うようお願いしましたが、上記の日時となってしまいました。

実は、
みらい市民会議の提言について、市当局は、「静岡市上下水道事業経営懇話会」に諮ったとその場をしのいだのですが、
その懇話会の議事録では、
「庁舎建設の話は、次の議題で討議したい」と一言だけが、明確に記されています。(第3回懇話会平成23年8月11日)
討議していません。市当局は、わざとなのか誤解なのかわからりませんが、まちがいを重ねています。本当に心配な状況です。

私たちの未来志向の提言に、いい訳をすべく、市はますます問題を深刻化させているのではないかと、残念です。

そろそろ、
本当に、誇りある政令市静岡を創りましょうよ!
正々堂々と政策を競わせる静岡市こそ、静岡型政令市ではないでしょうか!


市民自治審議会がどのように役割を果たすのか、
この大切なタイミングの市民自治審議会に傍聴に行きましょう!




(↑水道局が購入予定の土地。公営企業、しかも水道局がにぎわいづくりできるのでしょうか?民間のアイデアに任せるべきです。水道局は、水道事業をしっかりやるべきでは?44億円分水道料を値引くとすると、すべての市民が6000円以上の値引き。4人家族なら24000円の水道料割引です。さて、何カ月分でしょう?)  


Posted by みらい市民会議 at 22:23Comments(0)水道庁舎の移転問題

2011年10月14日

七間町?水道局?市民参画条例手続き不足に市民自治審議会は?



静岡市は、大事なことになると市民参画手続きをしっかりとやらない。

そう思われても仕方がないのではないのでしょうか。
七間町に水道局?
七間町の賑わいづくりに水道庁舎が一翼を担うかどうか不明である一方で、清水庁舎には確実に空きスペースができます。水道局は、水道事業を円滑に遂行することを大切にすべきで、水道局が水道事業に不便を感じても七間町の賑わいづくりを考えて移転するのだとすれば何ともおかしな話です(まちなかは狭いですから)。
でも、調べても、ほとんどわからない、情報がないから、しっかりした計画かそうでないかもわからない。

静岡市市民参画条例では、
「総事業費が10 億円以上、または建設費が億円以上の公の施設や、市庁舎の計画や変更」で、
パブリックコメントを義務付けています。(静岡市の条例解説書、市HPより)

七間町への水道庁舎の移転計画の総事業費は44億円(土地だけでも10億円)を想定しています。
そもそも、行政にとって庁舎の位置の変更とは最重要のひとつです。
しかし、パブリックコメントの手続きがされていないというのです。
パブリックコメントの手続きがあれば、その段階で、市民との情報共有が促進されます。市が市民の意見を聞くだけでなく、大きな効果があるわけです。

これを、市議会や市議会議員に申し入れをした人がいるという。
大局をとらえ、己の利害ではなく公の利益(民主主義ルールの維持=みんなでつくるまちづくり)を優先するとは、
素晴らしい着眼と、何と崇高な心がけの人が静岡市にはいると感心し報道を見た。

みらい市民会議は、東静岡アリーナ計画の際に行われた、市民参画手法の誤りを指摘し、これを教訓としてこれからの市民参画と、政令市静岡を考えてきました。

このたびの問題は、市民参画手続きの軽視という、庁舎移転にとどまらない大きな問題があると判断し、本日、静岡市市民自治審議会に、しっかりと静岡市自治基本条例の理念を守り育てるよう要望をしました。虹と緑しずおかフォーラムと共に審議会会長に要望をしました。(下記に、みらい市民会議の要望書の全文。)

この審議会は、「市民参画の推進に必要がある時、市長に意見をすることができる」機関です。

上下水道局庁舎移転は、平成23年10月18日(平成23年9月議会)に議案の採決されます。
市議会が、こうした市民参画手続きの漏れがあることをどのように判断するのか、行方が気になります。

(文責 N)

静岡市市民自治審議会 
会長 日詰一幸 様                  平成23年10月14日
                            みらい市民会議
                            代表 池田 達彦  
 (清水区港町2-1-1  
清水市民活動センター内)

上下水道局庁舎建設用地取得に関し、静岡市市民参画の推進に関する条例第10条
に基づく市民意見の聴取を求める要望書

静岡市自治基本条例を守り育て、適切なまちづくりの推進を図るため、上下水道局庁舎
の移転に関して、「静岡市の市民参画の推進に関する条例」第18条に基づき、市長に必要
な意見を述べるよう要望致します。

「静岡市市民参画の推進に関する条例」第10条に規定されている市民参画手続きがされ
ていないこと。
条例の解説によれば、「総事業費(建設費、用地取得費などの設置に係る総経費)が
おおむね10 億円以上、または建設費(調査設計費、工事費等)が概ね3億円以上の公の施設、
市庁舎の計画等の決定や変更」では、市民意見の聴取の手続きが必要と規定されています。
このたびの、上下水道局庁舎建設用地取得の議案は、七間町への建設用地変更を決定づける
ものです。今回の議会審議の過程で明らかになったように、この変更により、当初「水道事業基本計画」
にあった約18億円の建設費が、今後大幅に上回る可能性が見えてきました(報道によれば、用地費や
建設費などを含め総事業費44億円と想定)。建設用地の変更が、建設費用にも、市民生活にも大きな
影響を与えます。このような重大な方針転換は、条例により市民意見の聴取が義務付けられています
が、手続きがされないままに市議会に提案されています。
このまま必要な手続きがなく、市議会で提案が可決されるようなことがあれば、条例の理念は形骸化
します。また、民主主義の根幹である手続きルールが軽視されたというような事実を、後世に残すべきでは
ありません。これでは、静岡市の将来が憂慮されます。

要望事項
1、早急に市民自治審議会を開催し、水道庁舎の移転にかかる議会提案が、静岡市自治基本条例第21条及び
静岡市市民参画の推進に関する条例第10条に規定する義務に違反しないか協議すること。
2、平成23年10月18日の本会議採決前に手続き義務違反と判断された場合には、提案を凍結すべきことを
市長に意見すること。
3、平成23年10月18日以降、義務違反と判断された場合であり、市議会により議案が可決されていた場合、
市長権限である拒否権を発動し議案を再議に付するべきことを、市長に意見すること。
4、その他、この事案に関し必要な事項を市長に意見すること。

  


Posted by みらい市民会議 at 23:12Comments(0)水道庁舎の移転問題

2011年09月04日

静岡市水道局の移転を考える

静岡市水道局、清水庁舎(清水区役所の場所)から葵区七間町に移転、現実化目前
少しづつ、旧静岡市に市役所が移転していく・・・
(旧清水市、こんなはずではなかったのに・・)

静岡市は合併し何を目指したか!? これは、静岡市全体の課題です。

わざわざ市民と遠い大きな市役所をつくったのか!?
違います!!
(合併の時の気持ちは下に書きます。)

きっと清水区民のほうが、問題を敏感に感じています。葵区・駿河区も、同じ問題に直面しているのに気がつかないのではないでしょうか。

成熟した日本が新しい国(地方自治)の形を模索しています。大阪府では、市を解体しようとしたり。道州制を見すえるように気が付いた所からその模索がスタートしています。どこも基本的な考え方は、「生活圏域に基本的な行政権限を置く」ということ。

平成の大合併でできた「政令指定都市」が、これまでの「政令指定都市」の制度で運営されるのには無理があると多くの市民が気が付いてきました。

静岡市は、平成の大合併の先陣と言われています。新しい「政令都市」の静岡市で、「市民自治」の先陣を切りたいと思います。静岡市で、合併して良かったと市民が感じられることは、市民にとってのメリットだけでなく、他の地域にも好い影響を与えます。

ぜひ、これからの静岡市を提案していきたいと、思います!!
キーワードは、
「役所だけではなく、誰もが本業を通じて公益を考える」

= みんなの「いいまちになるといいな」の気持ちをつなぐまちづくり
実は、合併の時の理念がこれではないでしょうか?

合併の理念
(市役所が、効率的、スピーディーに市民の調整役を果たし、清水・静岡それぞれの個性をしっかり発揮しよう。そしてより大きなプロジェクトを、みなで力を合わせ行おう!)

(文責N)  


Posted by みらい市民会議 at 21:39Comments(2)水道庁舎の移転問題