2011年02月16日

2月みらい市民会議「大規模災害の発生に備えて」報告

2011.02.15 みらい市民会議
「大規模災害の発生に備えて。~受援力を考える~」





講師 :
鳥羽茂 (静岡県ボランティア協会事務局長)

司会 : 
北本智春 (新交通システムLRTでおなじみ)






四川大地震について
・中国の四川大地震で静岡県ボランティア協会は新品テントを400梁を無償で送った。
・テントの手配はちばコープにて一括で入手依頼した。
・ちばコープにて入手したテントは静岡の静岡県総合社会福祉会館に一度送られ、通関や検疫のための番号をつける作業等の庶務を行う必要があった。
・その後テントは税関でチェック後、JALの協力により飛行機の輸送運賃を無料にて中国浙江省の杭州に送る事ができた。
・実は中国製のテントだった。

今後の課題
・品物の手配入手から税関・検疫手続き、現地運送手段をなるべく安く抑えられるようにしていきたい。

(参考記事です)
http://shizuvolunt.blog98.fc2.com/blog-date-200806.html
http://www.seirei.or.jp/hq/cms/whats/20080624_175008hYJ9.pdf
http://www.sva.or.jp/eru/china/

静岡県ボランティア協会について
・1977年4月に静岡県ボランティア協会が設立された。
(今年の4月で34周年)

災害ボランティアコーディネーターについて
・災害ボランティアコーディネーターの養成講座を行っており2000名以上の者が県内各地にて養成講座を受講された。
・災害時は災害ボランティアセンターが県内・市内のあらかじめ決められている所に開設し、県内外からの災害ボランティアの受け入れ、
 救援仕事と人材のマッチングなどを行い、早期復興の要となる。
・自治会などの地域組織に図上訓練を受けていただき、緊急時の災害ボランティアの支援をスムーズに受け入れていただけるようにご理解・ご協力を働きかけている。

今回の内容は大変意義深い内容であり、多くの人に知ってもらいたいと感じました。(北本ズ アイ!)


今回、四川大地震の実際の現地リポート映像を上映しました。
災害の生々しさが伝わるもので、こうした情報を踏まえ、大規模災害に備える大切さを学びました。

  


Posted by みらい市民会議 at 23:34Comments(0)開催内容の報告