2011年04月29日

4月例会の報告

みらい市民会議4月例会の講師は、
市議会議員 栗田裕之氏に「静岡市の問題点と今後の課題」と言うことで話してもらった。
20名以上の参加者があった。

氏は、長い議員生活から市議会の副議長も務めているだけあって、
市政の抱える各種の課題に精通しており、その話は微細に渡っていた。
聞く側は大いに勉強になったと言えよう。

数々の課題をおおまかに13個ほど列挙して語ってくれたが、
中でも印象に残ったのは、清水にある市立総合病院が医者不足、さらには患者不足、老朽化などで
崩壊寸前と言うことであった。これは他市でも見られる(榛原など)深刻な課題だ。

さらにはあと5年したら赤字が始まる市の財政状況の逼迫(ひっぱく)である。
これには土地開発公社所有の50億円近い未使用土地の整理や、市税滞納による130億円にのぼる未回収金など
手をつけなければならないことばかりがある。

達成年度を決めて取りかかるよう図っているとのことだった。

(つづく)
(文責 I )



  


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2011年02月16日

2月みらい市民会議「大規模災害の発生に備えて」報告

2011.02.15 みらい市民会議
「大規模災害の発生に備えて。~受援力を考える~」





講師 :
鳥羽茂 (静岡県ボランティア協会事務局長)

司会 : 
北本智春 (新交通システムLRTでおなじみ)






四川大地震について
・中国の四川大地震で静岡県ボランティア協会は新品テントを400梁を無償で送った。
・テントの手配はちばコープにて一括で入手依頼した。
・ちばコープにて入手したテントは静岡の静岡県総合社会福祉会館に一度送られ、通関や検疫のための番号をつける作業等の庶務を行う必要があった。
・その後テントは税関でチェック後、JALの協力により飛行機の輸送運賃を無料にて中国浙江省の杭州に送る事ができた。
・実は中国製のテントだった。

今後の課題
・品物の手配入手から税関・検疫手続き、現地運送手段をなるべく安く抑えられるようにしていきたい。

(参考記事です)
http://shizuvolunt.blog98.fc2.com/blog-date-200806.html
http://www.seirei.or.jp/hq/cms/whats/20080624_175008hYJ9.pdf
http://www.sva.or.jp/eru/china/

静岡県ボランティア協会について
・1977年4月に静岡県ボランティア協会が設立された。
(今年の4月で34周年)

災害ボランティアコーディネーターについて
・災害ボランティアコーディネーターの養成講座を行っており2000名以上の者が県内各地にて養成講座を受講された。
・災害時は災害ボランティアセンターが県内・市内のあらかじめ決められている所に開設し、県内外からの災害ボランティアの受け入れ、
 救援仕事と人材のマッチングなどを行い、早期復興の要となる。
・自治会などの地域組織に図上訓練を受けていただき、緊急時の災害ボランティアの支援をスムーズに受け入れていただけるようにご理解・ご協力を働きかけている。

今回の内容は大変意義深い内容であり、多くの人に知ってもらいたいと感じました。(北本ズ アイ!)


今回、四川大地震の実際の現地リポート映像を上映しました。
災害の生々しさが伝わるもので、こうした情報を踏まえ、大規模災害に備える大切さを学びました。

  


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2011年02月10日

1月のみらい市民会議の報告

「合併後の清水区・静岡市はどうなったのか。
   静岡市政、合併後の現況と、展望を語る」


日時:平成23年1月18日(火)18:30~  
講師:牧田 博之 静岡市議会議員

市議の報告(情報)をもとに、市民みんながまちを考える契機になったようです。



  


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2010年06月14日

選挙をきこうぜ!~自分で選ぶ、未来への選択~

平成22年6月13日11時~13時



場所:青葉シンボルロード(呉服町通り沿い広場)
主催: CHOICE FOR THE FUTURE 実行委員会
協力:みらい市民会議

CHOICE FOR THE FUTURE 実行委員会は、20代の若者を中心とした実行委員会です。
自分たちの未来を託す選挙。
自分たちの未来を、自分たちが決めるをあたりまえに!

みらい市民会議も、このイベントに関わらせていただきました。
素晴らしい試みに協力させて頂き光栄です。

代表制民主主義は、しっかりとした有権者があってはじめて機能するものです。
自分たちの生活を、誰もが、自分事として考える社会が大切ですね。

立候補予定者は、それぞれに「日本」を考え、素晴らしい未来を実現しようとしているようでした。
みなさん、7月の参議院選挙では、ぜひ候補者の政策やマニフェストをしっかり比較して、大切な1票を誰かに投じてください!











FREESTYLE BASKETBALL CREW
MSDK




Freestyle Footballer
akira


 

akira  & 詩人フィル・ユー Phil.U 


  

出演者(順不同):藤本ゆうじ さん、中本なおこ さん、
    岩井しげき さん、渡辺浩美 さん、
    かわい純一 さん、中野雄太 さん、
司会:上田紘司さん、富田順子さん
パフォーマンス:MSDK
        akira  & 詩人フィル・ユー Phil.U
総合司会:松野下琴美さん
民主党、自民党、みんなの党、共産党、幸福実現党(順不同)選挙に行こうぜ

  


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2010年06月04日

シズオカ・アーティスト・フェスティバル


シズオカ・アーティスト・フェスティバル

平成22年4月10日(土)13:00~17:00

清水区役所ふれあいホール


静岡市を、清水区から元気にするをコンセプトに、「芽吹きの春 シズオカ・アーティスト・フェスティバル」が開催されました。

主催:みらい市民会議


1枚目の写真は、ガッツダイナマイトキャバレー(「Guts Dynamite Cabaret」)。
参加者みなノリノリです!

これ、区役所の中ですよ~!!
この盛り上がり、ちょっとすごいと思いませんか。
「♪ありがとう、あなたに出会えて♪!」
「♪勇気のヒーロー、恋するマッチョマン♪!」



様々な分野のアーティストが来てくれました。
音楽(ロック、ポップ、三味線、口琴、アコーディオン)、家具作り、畳アーティスト職人、マジックショー、似顔絵、写真家、元気の足つぼ、丸子紅茶、フードアーティスト・・・

こんなにいろいろな分野のおもしろい人がいるんだぁ~!と素直におどろき。
静岡市、清水区の潜在力に勇気をもらいました。

みらい市民会議のこれまでのあゆみは、
http://www.geocities.jp/miraishimin/koremadenoayumi
です。







似顔絵じょんじょん さん







元気の足つぼ竹澤英治 さん


  


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2010年06月01日

文化芸術活動の新たなる挑戦



文化芸術活動の新たなる挑戦


平成21年11月17日(火)


稲木 良光さん(音楽家)


文化や芸術に関わる様々な人々が今、どんな壁にぶつかっているのか。
静岡に本物の文化芸術活動を開花させるために、今、何が必要か。
精力的に音楽活動を続ける稲木吉光さんが、現況の文化政策を直撃リポートしてくれました。

参加者からも、文化についての様々な意見が飛び出し、
静岡の文化レベル向上のアイデアにつながりました。





みらい市民会議のこれまでのあゆみは、
http://www.geocities.jp/miraishimin/koremadenoayumi
です。



  


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2010年05月27日

静岡 フィルムコミッションと観光シーンの開拓


フィルムコミッションと観光シーンの開拓

平成21年10月20日

講師  森田 茂 さん(フィルムサポート島田)
    上田 紘司 さん(清水映画祭プロデューサー)


政令都市、静岡市になぜフィルムコミッションがないのか?
たくさんの絶景が存在し、歴史的事物もあり、その上東京からは近い距離にある静岡市なのにフィルムコミッションがない。かつて清水市(清水区)には、大物スターがおおぜいやってきて映画ロケが盛んに行われた。

森田氏を招いて、フィルムコミッション成立の経緯、現況、まちへの経済効果などを話してもらい、静岡市にフィルムコミッションを誕生させるにはどうしたらよいのか提言。

日ごろ映画にかかわる二人の映画人が、映画とまちの盛衰について激論!


この日の提言や、
平成22年4月28日のシンポジウム
http://www.shimizu-eigasai.jp/item/DV12/2553.html
の積み重ねの甲斐あって、静岡市には、商工会議所を中心にフィルムコミッションが立ち上がります。
上田さんは、顧問に就任されます。



まちづくりのアイデアは、多くの人と共有されると、実現します。
さあ、市民発の政策提言で静岡市をもっともっと楽しく豊かなまちに創っていきましょう!



みらい市民会議のこれまでのあゆみは、
http://www.geocities.jp/miraishimin/koremadenoayumi
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2010年05月26日

世界寿司博から静岡を語る

記念講演会を経て、
みらい市民会議、記念すべき第1回定例会は、
平成21年8月18日(火)

しずおかが見えてきた
~世界寿司博から静岡を語る~

講師 宮城嶌 一雄さん(寿司博アドバイザー)


宮城嶌さんは、本当に博学でいらっしゃる。
物知りと言うだけでは足りないくらい、何でもよく知っていらっしゃる。

そして、活動家。
活動に裏打ちされた、静岡のまちづくりのアイデア。

次から次に繰り出される静岡市のまちづくりのアイデアに皆、感嘆。
未来のまちの姿を想像し、皆、知的好奇心を刺激されているようでした。

寿司、食、観光、港、三保、折戸、アジア、外国、映画、映像、大学、伝統芸能、静岡まつり、空港、アニメ、文化、フィルムコミッション、中部横断道・・・
様々なキーワードも飛び出しました。



みらい市民会議のこれまでのあゆみは、
http://www.geocities.jp/miraishimin/koremadenoayumi
です。





  


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2010年05月22日

しずおか、未来展望  ~政令市をプロデュースする~ 報告

みらい市民会議がデビューしたのは、平成21年7月18日(土)です。
数か月の準備期間を経て、記念講演会を開催しました。

講師は、静岡大学名誉教授の 小櫻義明 教授。

みらい市民会議の設立記念にふさわしく、これまでにない新しい特徴を持つ政令市『静岡市』をいかに自立都市としてプロデゥースするかということでした。

内容は、一言ではとてもまとめられない、静岡市を多角的に考慮した、充実したものでした。それを、少し強引にまとめてみます。
・静岡市と清水市の合併は、歴史的経緯を経て、機が熟したものである。
・長い歴史の中で、多くの人の出入りもあるが、地理的に旧静岡市と旧清水市は気質が違う部分がある。
・合併後、「清水地区の静岡化」が進んでいるが、これは新「静岡市」の安楽死の方法だ。中心から離れた地区(中山間地等を含む)の資源を静岡中心に集め、次第に外からさびれさせていくものである。
・静岡は、駿府として城下町の強い誇りがある。徳川の直轄領として、城主は、国の出世争いの中におり、常に一定ではない。駿府のまちづくりは、常に外から与えられたもの。自分たちで、と言う風土ではない。
・今も静岡は、県庁所在地に頼っている。しかし、道州制の足音が聞こえてきた。道州制となれば、静岡は、東京か、名古屋の端であり、県庁がなくなった静岡市に何の特徴があろうか。今から、県庁所在地に頼らないまちづくりを準備する必要がある。駿河湾200万人の中心としての構想が良いのではないか。
・静岡市は、個性を出そうとする政策がない。総合計画(第1次のこと、第2次が策定前の講演会です)も総花的。
・市民自治の強調も理念先行で、裏付ける実践や効果がない。都市内分権で、区に権限を移譲するなど、市民自治を組織的に機能させることも必要ではないか。

等々face01

みらい市民会議に、大きな方向性を与えて頂きました。
小櫻教授、ありがとうございました。

みらい市民会議のこれまでのあゆみは、
http://www.geocities.jp/miraishimin/koremadenoayumi
です。



  


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2010年05月19日

イケメン静岡市議の報告「ガンダムに想うこと」 


昨日のみらい市民会議は、
静岡市議の深沢陽一さんが静岡市政を熱く語ってくれました。


上田紘司さんとの対談形式で行われた今回のみらい市民会議は、
市議の熱意あるまちづくりの話しに、フロアからも
多くの意見が飛び出しました。

内容は、第2次総合計画の話し、東静岡ガンダムによる経済効果の話し、
静岡県の大学コンソーシアムの話し、シティセールス(市のブランド作り)の話し、
東静岡アリーナ計画の状況、コンテンツバレー、清水港の話と多岐に及びました。

市政は、常に最良の方法を選択しても、問題はあるものです。
もし、十分な検討がされていなければ、問題は大きなものとなるでしょう。

物事のよい面、悪い面(課題)を、両面からしっかり考えるべきです。
市議の話しは、そうしたことを、参加者が考えるよい契機となったようです。

みらい市民会議は、党や市議会会派に関わらず、まちづくりを報告してくれる議員さんを
歓迎します。ご連絡ください。


それにしても、やはり、エネルギーある深澤市議のような熱意は、
私たち市民も一緒にまちづくりを考えようという気にさせてくれます。
熱意ある議員さん、ウエルカム!


深澤市議が、次のような冗談でしめてくれました。
「ガンダムは、機動戦士ガンダムですから、機動的なんです。
でも、東静岡に来るガンダムは、動きませんよ。
まるで、静岡市職員のようです。
だから、東静岡のガンダムは、静岡市のシンボル(象徴)なんですよ!?。」

ユーモアも冴えてます。  


Posted by みらい市民会議 at 22:43Comments(0)開催内容の報告