2011年09月04日

静岡市水道局の移転を考える

静岡市水道局、清水庁舎(清水区役所の場所)から葵区七間町に移転、現実化目前
少しづつ、旧静岡市に市役所が移転していく・・・
(旧清水市、こんなはずではなかったのに・・)

静岡市は合併し何を目指したか!? これは、静岡市全体の課題です。

わざわざ市民と遠い大きな市役所をつくったのか!?
違います!!
(合併の時の気持ちは下に書きます。)

きっと清水区民のほうが、問題を敏感に感じています。葵区・駿河区も、同じ問題に直面しているのに気がつかないのではないでしょうか。

成熟した日本が新しい国(地方自治)の形を模索しています。大阪府では、市を解体しようとしたり。道州制を見すえるように気が付いた所からその模索がスタートしています。どこも基本的な考え方は、「生活圏域に基本的な行政権限を置く」ということ。

平成の大合併でできた「政令指定都市」が、これまでの「政令指定都市」の制度で運営されるのには無理があると多くの市民が気が付いてきました。

静岡市は、平成の大合併の先陣と言われています。新しい「政令都市」の静岡市で、「市民自治」の先陣を切りたいと思います。静岡市で、合併して良かったと市民が感じられることは、市民にとってのメリットだけでなく、他の地域にも好い影響を与えます。

ぜひ、これからの静岡市を提案していきたいと、思います!!
キーワードは、
「役所だけではなく、誰もが本業を通じて公益を考える」

= みんなの「いいまちになるといいな」の気持ちをつなぐまちづくり
実は、合併の時の理念がこれではないでしょうか?

合併の理念
(市役所が、効率的、スピーディーに市民の調整役を果たし、清水・静岡それぞれの個性をしっかり発揮しよう。そしてより大きなプロジェクトを、みなで力を合わせ行おう!)

(文責N)  


Posted by みらい市民会議 at 21:39Comments(2)水道庁舎の移転問題

2011年08月22日

戦争【知らない世代】と【知る世代】が語るシンポジウム 報告

満州から引き揚げ話

2011年8月15日(月)18:30〜20:30

戦争を知らない世代が体験者から聞く。そういう趣旨で、終戦の日に、満州帰りの栗山 満子氏からその前後の日々、さらには引き揚げ話をしてもらった。栗山氏は、自らの体験を著作にもしているし、現在は『九条の会』で日本の平和運動にいそしんでいる。
 抽象論ではなく、あくまでも自分がした満州生活を具体的に語ってくれた。中学二年までいて、昭和22年に引き揚げ船で帰国している。
 新天地を求めた父親が運良く満鉄に職を得てから、そこそこ安定した生活を続けていた。それは水洗トイレだったり、内地より恵まれていたかもしれない。冬はスケート、春先からは花見見物などとのどかな日々だった。戦局が厳しくなり出すと、先輩たちの格好良い姿からやりたかった薙刀の稽古はなくなり、エイエイと突き刺す銃剣術の練習に変わってしまった。そして敗戦、事態は一変した。
 満鉄の官舎は中国人に明け渡すことになり、何と彼らはまだ引っ越し前に五家族も闖入してきた。それも向こうの習慣で土足のママ上がってきたから参った。それだけ現地の人々は貧しい生活だった。日本人は一等国、満人、鮮人、中国人などは四等国民といった世界がひっくり返ったのだ。
 日本人だけ固められた集団生活になり、何が怖いといえばロシア兵による収奪だった。鍵を3つも4つも掛けていても引き千切って侵入してくる。部屋を荒らし回り、めぼしいものを持ち去る。二度襲われたが、その時は生きた心地がしなかった。かわいそうだったのは翌朝旅立つ家族が荷物をまとめていたところを襲われたケースだった。まさにすってんてん。
 幸運にも父親がカメラマンだった前歴が生きて、ロシア兵の母国に送る写真を撮ることで生計が立った。そうでなければ家族は路頭に迷っていただろう。それも後で考えたことで、当時はただ必死だった。だから引き揚げが決まり、帰国となり安堵した。
 でも帰国の旅は惨澹たるもの。引き揚げ船は半畳のスペースに家族6人が押し込められ、横にもなれず、不自然な姿勢を続けるしかなかった。ただ日本に帰れると我慢できた。
 さて話が終わり、聞き手の若もの世代から発言が続いた。その中に満州に向かった日本人は北海道開拓のような気持ちだったのか、という下りがあった。すると在日の夫婦、それも従軍慰安婦救済活動に携わる参加者から痛烈な異議申し立てが出た。トンでもない。方や侵略ではないか。満州には先住の人々がおり、日本人はその土地と生活を奪った。これが歴史だ。その謝罪の念のない昔話は真の語りでない、と猛烈な剣幕だった。以後この発言の賛否が続いた。
 意外だったのは年寄りは謝罪派であり、若者たちが自虐史観拒否だったことだ。もちろん偶々だったのだろうが、興味深った。
(世界史的には、北海道開拓だってアイヌ人にとっては侵略であり、遂には滅亡してしまった。アメリカはインディアンを、オーストラリアではアポリジニを、イスラエルはパレスチナをだ。実際のところ日本が引いたら満州は先住民たる満人のモノにならず、中国として漢族が支配していたという考え方も根強い。歴史には、色んな見方がある。)

 色んな見方もあるが、歴史をキチンと知ろう。それぞれに平和を希求する機会となるシンポジウムとなったようです。

文章I、編集N

  


Posted by みらい市民会議 at 23:34Comments(0)開催内容の報告

2011年08月10日

慰労会のご案内

2011年8~9月のイベントのお知らせ
8月15日(月)と9月12日(月)に定例会のイベントがあります。
詳しくは別紙のチラシをご覧ください。

慰労会のご案内
夏の暑い季節がやってきました!
定例会イベント参加者間の親睦を深めるため慰労会を開きます。
皆様のお越しをお待ちしております。
日程 8月27日(土)
時間 18:30~20:30
会費 3600円(飲み放題コース)
店名 DARTS&BAR Bee
場所 静岡市清水区相生町2-19
   (秀英予備校清水校隣り)
連絡先 みらい市民会議 池田達彦
   携帯電話 090-5619-7003
   FAX 054-352-7519

慰労会参加の可否は下記項目を記入後、FAX、メール、電話にて送ってください。
人数の確認のため 期限は8月1 9 日 ( 金 )までといたします。ご協力よろしくお願いします。

みらい市民会議 FAX通信


  


Posted by みらい市民会議 at 20:48Comments(0)催物のお知らせ

2011年08月01日

北本君マリンパル出演します!

FMラジオ、マリンパルの番組に北本君が出演します。



明日8月2日(火)朝9時15分~10分間程

パーソナリティは是永真由子さんです。

番組名は「しみず市民活動センター情報」
(番組プログラムでは清水NPOセンター情報となっています)

ぜひ、お聞きくださいface25


  


Posted by みらい市民会議 at 21:29Comments(0)その他の話題

2011年08月01日

静岡の観光を提言する!



講演のお知らせ
  静岡の観光を竹内佑騎が提言する!
テーマ『これからの日本を救うのは観光だ!!』
期   日 2011年9月12日(月)
時   間 18:30〜20:30
会   場 清水市民活動センター2階会議室
     (清水区港町2−1−1 キララシティ2階)
講   師 竹内佑騎
      ホテルクエスト清水 常務取締役
参 加 料 300円(飲み物代込み)
主   催 みらい市民会議
問 合 せ 090-5619-7003
     (みらい市民会議 代表 池田達彦)
Homepage http://www.geocities.jp/miraishimin/
   Blog http://miraishimin.eshizuoka.jp/
みらい市民会議とは・・・?
 『みらい市民会議』は“優れた政令都市はどのようにして出来るのか?”をコンセプト
に、市民有志が2009年にスタートさせたグループです。
 私たちは未来に飛翔する若い“行動市民”を育てることを目標に、「行政の政策」「議員
の考え」といった“まちづくり”に皆さんの関心を、市民の目を向けたいと考えています。
みらい市民会議では、講演会を毎月1回開催しております。

  


Posted by みらい市民会議 at 21:09Comments(0)会議予定!

2011年08月01日

戦争【知らない世代】と【知る世代】が語るシンポジウム



講演のお知らせ
~あなたは戦争をどう考えていますか?~
私は昔、満洲と呼ばれた所に住んでいました…

テーマ『人間は、なぜ戦争をやめないのか?』

第二次世界大戦(太平洋戦争)の当時を【知る世代】と【知らない世代】が語るシンポジウム  
当時を【知る世代】代表  栗山 満子
   清水女性9条の会 会員、
     私の休暇物語 著者
当時を【知らない世代】代表
北本 智春
みらい市民会議 会員

期   日 2011年8月15日(月)
時   間 18:30〜20:30
会   場 清水市民活動センター2階会議室
     (清水区港町2−1−1 キララシティ2階)
参 加 料 300円(飲み物代込み)
主   催 みらい市民会議
問 合 せ 090-5619-7003
      (みらい市民会議 代表 池田達彦)
Homepage http://www.geocities.jp/miraishimin/
   Blog http://miraishimin.eshizuoka.jp/


  


Posted by みらい市民会議 at 21:04Comments(0)会議予定!

2011年07月13日

新静岡市長と市民の意見交換

静岡市のホームページに、

静岡市長(田辺信宏 市長)と市民の意見交換会が、ふたつ掲載されています。

誰でも参加できる
市長と市民の意見交換“静岡☆まちみがきトーク”
(7月26日(火) 清水ふれあいホール(清水区役所 3階)19:00~21:00 ほか全6会場)
http://www.city.shizuoka.jp/deps/koho/machimigaki.html

テーマを持ち活動する団体を募集する
お茶カフェ☆トーク
(申込み期限  8月12日(金) 必着)
http://www.city.shizuoka.jp/deps/koho/ocyakafe2.html

市長と、市民の意見交換。
大切なことです。


  


Posted by みらい市民会議 at 22:44Comments(0)催物のお知らせ

2011年07月12日

7月のみらい市民会議(速報)

新文化会館の誕生!
テーマ『清水の文化活動団体のゆくえ』
日   時 2011年7月11日(月) 18:30〜20:30
講   師 新文化会館利用者の会 3名
聞 き 手 みらい市民会議 代表 池田達彦

備 考   みらい市民会議は、市民政策を応援します。
      今回は、「清水の水辺をつなぐ研究会(市役所職員自主勉強会)」の活動紹介が、終盤の5分程度ありました。











<参加者Nの視点>
講師の「建物が人を育てるのではない!文化が人を育てる」と言う言葉は、含蓄のあるものだと思いました。

これまでの清水文化センター利用団体は、新文化会館完成時の、急激な制度変更に、風前のともしび。

時間をかけて築いてきたものを壊すのは、あっと言うまでも、再築は不可と考えられる。で、あるならば、移行期を設けるのがせめてものやり方かもしれないが、それすらないと言う。

「清水市と静岡市の合併は、それぞれの地域個性をより発展させることが大義ではなかったか!?」一般論では、異論はないが、具体になると問題や議論が出てくる。文化会館の制度問題はまさにこうした文脈にあるのではないか。

それにしても、インターネットを利用したパブコメ(市民意見聴取)を実施したことで、市は事業を進めたとのはなしであった。そうだとすれば、あるべき議論や検討とはやはり違うのかなと思わざるをえない。

地域文化が、人を育てる。
まちづくりはひとづくり。

文化とは何か?
全市的に考えるべき課題が、またしても新市制度統一の名の下議論されず進もうとしているのだとすれば、市の大きな損失になりかねない。  


Posted by みらい市民会議 at 01:55Comments(0)開催内容の報告

2011年07月05日

7月みらい市民会議のお知らせ



平成24年8月開館予定 JR清水駅みなと口(東口)すぐ
清水マリナート(市民文化会館)


講演のお知らせ
新文化会館の誕生!
テーマ『清水の文化活動団体のゆくえ』
期   日 2011年7月11日(月)
時   間 18:30〜20:30
会   場 清水市民活動センター2階会議室
     (清水区港町2−1−1 キララシティ2階)
講   師 山本隆茂 新文化会館利用者の会 代表
参 加 料 300円(飲み物代込み)
主   催 みらい市民会議
問 合 せ 090-5619-7003
     (みらい市民会議 代表 池田達彦)
備 考   みらい市民会議は、市民政策を応援します。
      最後の10分程度は、公益政策を研究し、活動している“行動市民”に発表の場を提供します。
      今回は、「清水の水辺をつなぐ研究会(市役所職員自主勉強会)」に活動を紹介してもらいます。

Homepage http://www.geocities.jp/miraishimin/
   Blog http://miraishimin.eshizuoka.jp/
みらい市民会議とは・・・?
『みらい市民会議』は“優れた政令都市はどのようにして出来るのか?”をコンセプトに、市民有志が20
09年にスタートさせたグループです。
 私たちは未来に飛翔する若い“行動市民”を育てることを目標に、「行政の政策」「議員の考え」といっ
た“まちづくり”に皆さんの関心を、市民の目を向けたいと考えています。
主な活動は 毎月1回の定例フォーラム と 年1回の大型シンポジウム の実践開催です。

ちらし


  


Posted by みらい市民会議 at 00:02Comments(0)会議予定!

2011年06月24日

「議会改革特別委員会」静岡市議会

静岡市議会代表者会議で「議会改革特別委員会」設置をする見込みらしいです。

議会改革は、重要です。
間違えば、市のかじ取りを誤りかねません。

単に報酬を削れ、議員数削減のようなことでは、いいまちはつくれません。

どうしたら優秀な人材を確保できるか、

どうしたらしっかりした市のビジョンがつくれるのか



市議会議員は、実際は区議会議員だ、という批判があります。
市全体の利益でなく、選挙区(葵区、清水区など)の利益を優先している、というものです。

本音を言う議員なら「選挙区以外に口を出せない」と言うかもしれませんが、
それではまずいのは当然です。

こうした正論ばかりではない器用さこそが議員としての延命になるわけですが、
もしかしたら、その器用さが必要な場面もあると思っている議員も市民も多いかもしれません。

しかし、正論を踏まえるべき改革の時なのではないでしょうか。

市民の多くが思うのは、

「しっかり結果を出すならもっと報酬や調査費を出してもいい、
しかし何をやっているのか、やっていないのか、わからないままでは、いてもいなくても同じ」

情報開示や、情報提供の仕方も課題です。

(文責N)



  


Posted by みらい市民会議 at 01:26Comments(0)その他の話題